手術はいつすればいいの?


白内障の治療としては、目薬は進行を遅らせるだけの効果しかありません。すすんでしまった白内障は手術でにごった水晶体を取る以外治療法はありません。

白内障の手術の時期には個人差があります。日常生活に支障がでてきたら手術の時期と言っていいでしょう。
だいたいの目安は0.6程度ですが、白内障の程度、眼底の状態、その他の目の病気の合併、全身状態などを考えて、手術を検討しています。

◆糖尿病性網膜症や眼底出血など、眼底の治療ために眼底を見える状態にしておく必要がある
◆白内障の進行によって緑内障が引き起こされる可能性がある
◆緑内障があり、白内障手術によって眼圧降下が期待できる
◆免許更新に支障があったり、晴天の日や夜間の運転に支障がある

などの際は早めに手術をおすすめしています。

視力というのは目の総合的な力ですから、視力と白内障の程度は必ずしも一致するわけではありません。
白内障だと思い込んでいたら、他の目の病気だったりすることもありますから、まずは検査をお受けになって、充分医師にご相談下さい。

また、白内障が進行しすぎて硬くなると手術の時に眼内レンズが入りづらくなることもありますので、白内障の進行具合と他の目の病気の有無について定期検診を受けていただくことが大切です。
                                                               

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